記事の書き方連載vol6「導入文の書き方」

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第6回のテーマは「導入文の書き方」です。

ご質問などあれば、お気軽にコメントをお待ちしております♫

 

連載の目次はこちら
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①ターゲットの理解
②読者の目的を理解しよう
③記事のテーマを決める時に意識すること
④良い写真の撮り方
⑤文章構成の考え方
⑥導入文の書き方👈
⑦文章の書き方のポイント
⑧写真の構図のポイント
⑨まとめの書き方
⑩写真の季節感
⑪SEOとは
⑫写真を加工する方法
⑬SEOを意識した書き方
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※どこかでまた、写真についての連載を挟む予定です。

追加でお聞きになりたいことなどありましたら、お気軽にコメントください

「導入文の書き出しがなかなか思いつかない…」
「毎回1時間以上は悩んでしまう…」

満足する導入文を書くまでに、1~2時間は悩む人が少なくありません。

今回は「簡単にスラスラと導入文が書けるようになるコツ」をご紹介します!

大事なことは、

1.導入文の重要性を理解する
2.導入文の「構成」を真似る

の2つです。

導入文の書き出しに困っていた人でも、コツを押さえるだけでスラスラと時間をかけずに書けるようになります。

さらに「この記事良さそう!」「この先も読み進めてみたい」と読者に思わせるほど、記事の期待値を上げる効果もあります。

それでは、1つずつ見ていきましょう😃

【1.導入文の重要性を理解する】

早速ですが、

「読者の7割は、導入文によって最後まで読み進めるかどうかを判断している」

と言われています!

つまり、どんなに素晴らしい記事を書いたとしても、導入文で読者の興味を引くことができなければ、最後まで記事を読んでもらえる確率が下がってしまうのです。

導入文の目的は「この記事を読んでみたい!」「読みたい内容が書いてある」と読者の興味を引き、記事の期待値を上げることです。

ここで一つ想像をしてみてください。

みなさんがインターネットを用いて何かを検索する時、それはどんな時でしょうか?

多くの人は「悩みを解決する」目的で検索するのではないでしょうか。

話題のニュースから料理のレシピまで、検索する動機はさまざまありますよね。

では、ネット上に溢れる膨大な情報量の中から、読みたい記事をどのように選別しておられますか?

記事の「タイトル」と、リックしたページの冒頭に書かれてある「導入文」を手掛かりに、その先の内容を読み進めるかどうかを判別しているはずです。

このように導入文は最も多くの人に読まれ、記事を最後まで読むかどうかの判断がなされる重要な部分なのです。

なお、導入文とは文章全体を説明する「要約」のことではありませんので注意をしてくださいね。

本の帯や映画の予告のように、短いスペースに重要な情報を盛り込み、記事を宣伝しているイメージです。

たとえばミステリー小説の場合、本の紹介文に話のオチが全て記載されていれば、作品への期待値が下がってしまい、最後まで読みたい気持ちが薄れてしまいますよね。

逆に、特別感のないありきたりな文章で紹介されていれば、読者は興味を抱かないでしょう。

導入文は、最も重要な情報を隠しつつも「読者に最後まで読みたい!」と興味を抱かせる文章が適しているのです。

では実際に、導入文の構成をご紹介します!

【2.導入文の構成を真似る】

ここからは実践編です。
導入文の「構成」は以下の①~④の通りです。

①悩み: 読者の「悩み」や「知りたいこと」を明確にする
②共感: 読者に寄り添い「共感」する
③解決策: 「解決策」を提示し、記事を読むメリットを伝える
④未来: 記事を読むことで得られる「未来」を書く

それでは実際に、導入文の例を2つご紹介します。

【例1】

夕食のレシピは、日々夕方が近づくに連れて悩まされてしまうもの。①悩み
同じレシピでは食べる側も飽きてしまいますよね。②共感
そんなあなたに、簡単にできる夕食のアレンジレシピをご紹介します。③解決策
大切な身の回りの人にも喜んでもらえること間違いなしです!④未来

【例2】

パーティーや誕生日のイベントに、華やかなお料理は欠かせません。①悩み
そうは言っても「何を作ればいいの…?」と悩んでしまいますよね。②共感
そんな時におすすめの彩り豊かな「おもてなし料理」をご提案します。③解決策
アペリティフからメイン料理まで簡単に作れるようになりますよ。④未来

読者の「悩み」を明確にした後に「共感」をすることで、

「私のこと分かってくれているな」「確かにそうなんだよね」

と読者は信頼を抱きます。

そして「解決策」がこの先の本文の中に含まれていることを紹介し、記事を読むメリットを伝えます。

最後に、記事を読むことで得られる「④未来」を連想させ、本文まで読者を誘導する流れです。

このように、

①悩み
②共感
③解決策
④未来

の構成に沿って書くことで、短い文章量で読者の興味を引くことができます。

慣れてきたら、自分なりにアレンジを加えたり順番を変えたりと、応用することも可能です。

導入文がスラスラと書けるようになりますので、ぜひ①~④の構成を試してみてくださいね😃

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