記事の書き方連載vol8「構図が決まる!撮影に役立つ3つのポイント」

/ サイト運営者

第8回のテーマは、
「構図が決まる!撮影に役立つ3つのポイント」です。

目次はこちら!
———————————–
①ターゲットの理解
②読者の目的を理解しよう
③記事のテーマを決める時に意識すること
④良い写真の撮り方
⑤文章構成の考え方
⑥導入文の書き方
⑦文章の書き方のポイント
⑧構図が決まる!撮影に役立つ3つのポイント👈
⑨まとめの書き方
⑩写真の季節感、温度感の演出
⑪SEOとは
⑫写真の加工の調整
⑬SEOを意識した書き方
———————————–

 

  • 食事の写真に奥行きを取り入れたい
  • 臨場感のある写真が撮りたい
  • ワインボトルを横向きの写真に収めたい

などなど、撮影時の構図には悩んでしまいますよね。今回は、様々な場面に応用でき、撮影時の撮り方に困らない「構図」のポイントを3つご紹介します。

料理は「斜め45度」の角度で撮影

料理を撮影する際に、ぜひ試していただきたいのは「斜め45度」の構図です。私たちが普段、椅子に腰かけて料理を「いただきます」と見る角度、それが斜め45度と言われています。45度の角度は、料理や被写体に自然な目線の「立体感」や、まるでその場に居るかのような「臨場感」を演出する効果があります。

さらに、全体が見渡せる角度であるために、バランス良く写真に写すことができるのです。2枚の写真(キウイとレモンの画像)をご覧ください。

上の写真は「斜め45度」を意識したものです。

中央手前のキウイは奥行きを持って映し出され、周辺の果物まで全体を自然に見渡すことができています。一方、下の写真は「斜め20度」と、低い位置を意識して撮影をしてみました。

こちらは手前のキウイのみにフォーカスされ過ぎてしまい、全体像が見えにくい構図です。このように、斜め45度を意識するだけで写真の印象が変わりますので、ぜひ試してみてください。

ちなみに、ランチマットやプレート等の全体の雰囲気を演出したい時には、「真上」からの撮影がおすすめです。撮影の状況や目的に合わせて構図が変化しますので、臨機応変に対応してくださいね。

ワインボトルは「対角線」を意識

ワインボトルのように縦に長く、横向きの画像に収めにくい被写体はどうしたらよいのでしょうか?

ワインボトルを被写体の例に挙げると、「何を写真で主張したいか」によって撮影する角度が変化するはずです。

たとえば、

  • ラベルを見せたい→ラベルに焦点を当てた写真
  • ボトル全体を見せたい→ワインボトル全体が写された写真
  • 食事と一緒にワインを見せたい→食事とワインのバランスを見ながら撮影する写真

などなど、写真で伝えたい意図や雰囲気で撮影の構図が変わりますよね。今回は「ワインボトル単体」を「横向きの写真に収める」場合の構図をご紹介します。

 

ワインボトルを主役にし、「ボトルのデザイン」と「ラベル」の両方を主張させたい場合には「対角の構図」がおすすめ。「対角の構図」とは、「右上から左下」または「左上から右下」の斜めに引かれるライン上に、被写体を置く構図です。つまり、横向きの写真の枠中に、ワインを斜めに収めるイメージです!

写真をご覧ください。

正面から撮影した下の写真は、ワインボトルがまっすぐに立ち、左右に大きな空白が生まれてしまい全体のバランスが悪く、ラベルの情報が見にくいです。一方、対角に線を描くように斜めに置いた上の写真は、バランスの良さに加えて、ボリューム感、ラベルの見やすさが強調されています。

ワインボトル単体で、「ラベルを主張して撮影したいけれど、横向きの写真だと難しい…」と感じた時には、ぜひ試してみてくださいね。

撮影した写真は、編集機能で「軸」を微調整

写真を撮り終えたら、最後の仕上げを行います。写真の軸が定まっていないと、視点のズレが生じてしまい、写真の構図はブレてしまいます。撮影時に軸が動かないように意識するのは大切なことですが、後から見直してみると意外にも「斜めになっていた!」なんてことがありますよね。

それを修正するのが、皆さんのスマートフォンの編集機能に入っている「角度調整機能」です。携帯に角度調整機能がついておられない方は、「Canva」というアプリケーションがおすすめ。携帯やパソコンで利用できる無料の画像編集ソフトです。Canvaを利用される方は、画像サイズの選択時に「1024×768px」にて編集を行うことで、記事向けの写真をスムーズに作ることができます。

確度調整機能の利用時には、写真に写っている机や被写体を見ながら、軸を正しく調整します。微調整を行うだけで、全体にまとまりが生まれて焦点が合うために、非常に見やすい写真に変わりますよ。

まとめ

今回お伝えしたいポイントは、

  1. 料理は「斜め45度」の角度で撮影
  2. ワインボトルは「対角線」を意識
  3. 撮影した写真は、編集機能で「軸」を微調整

の3点です。シチュエーションに応じて最適な構図はさまざまあります。数ある中の一つの構図として、ぜひ試してみてくださいね。

「記事の書き方連載vol8「構図が決まる!撮影に役立つ3つのポイント」」へのコメント

コメントはありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

You cannot copy content of this page

error: Content is protected !!